COMP NASDAQ Composite Index

　7日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均は続伸し、前日比93ドル47セント高の1万2,719ドル49セントで引けた。ハイテク株中心のナスダック総合株価指数は8営業日続伸となり、同38.64ポイント高の2,872.66で引けた。

　同日発表されたADP全米雇用報告で、民間部門の雇用者数が予想の2倍以上となる15万7,000人増加したことや、週間の新規失業保険申請件数が減少したことが好感された。雇用環境の改善が示されたことから、米景気回復ペースに対する市場懸念が和らぎ、相場は上昇した。

　同日の原油先物相場は大幅に反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)での取引で、米国産標準油種(WTI)8月物は前日比2.02ドル高の1バレル98.67ドルで引けた。

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